診断書について

診断書について

航空機内の環境について

航空機内の環境について航空機は高度9,000〜12,000mの成層圏を巡航します。機内は与圧装置で調整されていますが、気圧や酸素濃度は地上と異なるため、お体の状態によっては影響を受ける場合があります。気圧が低下すると体内中のガスは膨張し、体外に排出されない(できない状態の)ガスは巡航中に膨らんでしまうため、患部や内臓を圧迫して痛みが出現したり、呼吸困難になることもあります。また、気圧の低下に伴い、機内酸素分圧(空気中の酸素圧力)も地上の約 70~80%まで低下します。呼吸器、心臓、脳血管の障がいや重症貧血などはいずれも酸素濃度の低下により影響を受けます。また、酸素不足が妊娠後期の妊婦や新生児にも、悪影響を及ぼすことがあります。
下記に該当するお客様は、ご旅行前に健康診断をお受けいただき、事前に航空機利用の可否について主治医へご相談ください。

  • 現在、病院に通院・加療中の方・既往症や慢性疾患があり、健康に不安がある方
  • 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)の原因となる症状や既往歴のある方
  • 妊娠後期のお客様、または新生児をお連れのお客様
  • 医療用酸素ボンベを使用されるお客様・酸素濃縮器(POC)、人工呼吸器を使用されるお客様
  • ストレッチャーや保育器を使用されるお客様

医師の診断が必要となる状態

医師の診断が必要となる状態下記の状態にある方は、原則として航空機へのご搭乗に適しておりません。ただし、病状や体調が安定しており、医師が「診断書」等により搭乗可能と判断・証明した場合はご搭乗いただける場合もございますので、事前にご相談ください。

  1. 重症心疾患患者、重症心不全、チアノーゼ性心疾患(通常発病後6週間以内は不適)
  2. 不安定狭心症、急性心筋梗塞(通常発病後2週間以内は不適)
  3. 重症呼吸器疾患患者、重症呼吸不全、重症慢性閉塞性肺疾患、最近発病した気胸患者で肺の拡張が完全でない方
  4. 喀血を繰り返す方
  5. 脳卒中急性期患者(通常発病後4週間以内は不適)
  6. 頭蓋内圧上昇をきたす頭部疾患患者
  7. 重症貧血患者
  8. 吐血、下血患者、腸閉塞患者
  9. 重症中耳炎患者
  10. 創傷が十分に治癒していない方(頭部、胸部、腹部手術など)および出産後間もない方
  11. 症状が安定していないアルコールその他の中毒患者
  12. 眼球手術など術後に体内に空気や他の気体が残存している方
  13. 出産予定日まで28日以内にある妊婦
    (出産予定日を含めて14日以内に搭乗する場合、搭乗日を含めて7日以内に発行された「診断書」の提示が必要)
  14. 生後7日以内の新生児
  15. 学校保健安全法に定められた感染症の出席停止期間中に該当する方
病名 出席停止期間
新型コロナウイルス感染症 発症した後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで
インフルエンザ 発症した後5日を経過し、かつ熱が下がった後2日を経過するまで
百日咳 特有の咳がでなくなるまで、または抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
麻疹(はしか) 熱が下がった後3日を経過するまで
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 耳下腺、顎下腺または舌下線の腫れが発現した後5日を経過するまで
風疹(三日ばしか) 発疹が消えるまで
水痘 全ての発疹がかさぶたになるまで
咽頭結膜熱 主な症状がなくなった後2日を経過するまで
結核、髄膜炎菌性髄膜炎、流行性角結膜炎など 症状により医師が感染のおそれがないと認めるまで

診断書の作成とご提出方法

STEP1. 診断書(PDF)をパソコンにダウンロードします。
STEP2. PDFフォームに直接入力(または印刷後に手書きで記入)します。
STEP3. メールまたはFAXにて「ANAおからだの不自由な方の相談デスク」へお送りください。

診断書についての留意事項

診断書は4片制となっています。

1、2ページ目は記入の際の注意事項と参考資料です。
3ページ目の「ご搭乗に必要な手配について」はお客様に記入していただきます。
4ページ目の「診断書」は主治医に記入していただきます。

診断書は搭乗日を含め14日以内に医師により発行されたものが有効です。体調や症状が安定しているお客様は、診断書の有効期限を記載することができます。
ご搭乗日が有効期限内であれば、診断書の発行日が14日以内でない場合でもお引き受けいたします。有効期限内の診断書はお客様ご自身で保管ください。
(例)搭乗日が12月15日の場合、12月2日以降に発行された診断書が有効となります。
往復利用の場合は診断書内の復路便欄の適否にチェックと、復路の日程をご記入ください。その旨記載がある場合は復路搭乗日を含めて14日以内でなくても有効です。

診断書のご提出・事前確認について

事前に診断書をANAおからだの不自由な方の相談デスクへFAXまたはメールでお送りいただきますと、当日スムーズにご搭乗いただけるようお手続きいたします。
記載内容の確認や不備があった際のご連絡のため、ご出発の数日前までに余裕を持ってお送りください。

※事前のご提出が難しい場合は、ご搭乗当日に空港カウンターへ診断書をお持ちいただき、お手続きの際にご提示ください。

ご不明な点や、ご不安をお持ちのお客様は、ANAおからだの不自由な方の相談デスクに遠慮なくお問い合わせください。